学校の様子

2020年12月の記事一覧

第119回運動会(11月の様子)

 11月10日、11日、12日の3日間に渡り、第119回運動会が行われました。例年とは異なり、2学年ずつの分散開催となりました。各学年、新型肺炎ウイルス感染拡大に配慮して、創意工夫した競技を行い、子供たちは、協力しながら、全力で取り組む様子が見られました。各学年の様子をお知らせします。

 

1年生

 1年生にとっては、初めての運動会でした。パプリカのダンスでは、緊張感の漂う中、笑顔で、元気いっぱいに踊ることができました。パプリカの花を手で作るとき、その花を見ながら大きく踊っている1年生の姿がとても印象的でした。

 玉入れリレーでは、時間内に1つでも玉を入れようと必死になってがんばりました。自分の順番が終わっても、友達を一生懸命応援している姿も見られました。 

 ソーシャルディスタンスリレーでは、6年生のペアと協力して走りました。ペアのお兄さん・お姉さんのスピードに合わせて走ろうという必死な思いが伝わってくるリレーになりました。

 

 

 2年生

 2年生の運動会では、徒競走「笑顔!元気!全力!」と表現運動「みんな自由だ!」を行いました。

 徒競走では、全員がスタートダッシュに気をつけて、ゴールまで全力で走りきることができました。走りきった後には、「1年生の時より、順位が上がってよかった。」「家でも走る練習をしてきたから、その成果が発揮できてよかった。」という声がありました。

 表現運動では、ポンポンバトンを使って、「東京五輪音頭2020」「ドラえもん」のダンスを踊りました。練習の時から積み重ねてきた動きの一つ一つを、大きく、楽しそうに表現する姿を見ることができました。「家で動画を見てたくさん練習してきたから、本番は楽しく踊れたよ。」「緊張したけど、最後まで笑顔で踊れて良かった。」と多くの子が運動会の振り返りをしていました。

 2年生一人一人にとっても、練習の成果が発揮できた運動会になりました。

 

 3年生

 「ノリノリソーラン!」たすきを締めて鳴子を持つと子供たちの表情が変わります。2年生の頃の「可愛らしい」から「かっこいい」へ。変化が見られた演技だったのではないでしょうか。休み時間や授業など、毎日のように曲を流して踊っていました。きっとお家でもそうだったのではないでしょうか。当日の子供たちの一生懸命に踊る姿、最後の「どっこいしょ!」を言い終えた、たくましい姿を見て、鳥肌がたったのを今でも覚えています。

「ジグザグもうレース!ぴょん!」ジグザグコースに障害物、今年の徒競走は今までの直線コースとは違いました。一人一人の体の使い方はどうだったでしょうか。レースの最後に各クラスの足自慢が集結し、直線コースを走りました。スタート地点に立った子供たちからは、緊張感が伝わってきましたが、力強い走りはとても立派でした。 

 4年生の子供たちが、「3年生がすごい演技をしたから、私たちも緊張したよ。」「今年の鳴子のダンスとてもすごかったね!」などと言うような言葉を掛けてくれました。感無量です・・・。

 3年生も、「4年生の演技、揃っていてかっこよかった!」「来年もとても楽しみ!!」と、とても刺激を受けていました。

 行事を通して子供たちは大きく成長します。今年度の運動会では、何を学ぶことができたでしょうか。「みんなで一緒に頑張ること」「仲間と助け合うこと」「自分の出番を一生懸命頑張ること」・・・どれも一人ではできないことです。

 思いやりあふれる言葉掛けもたくさんありました。「心を一つにするために」自ら考え、判断し、行動することができたのではないでしょうか。

 みんなと一緒だから楽しくて、つらいことも乗り越えられて、達成感があって、思い出に残るのだと思います。最後まで粘り強く頑張りました。来年の運動会も、とても楽しみです。

 

 

4年生

 今年度は、コロナ禍の中、例年とは違った形で運動会を行いました。その中でも、子供たちは、目標に向かって意欲的に取り組む姿を見せてくれました。

 「折り返しリレー」では、「がんばれー。」と大きな声援を飛ばしたり、応援してくれる友達のために一生懸命走り抜いたりすることができました。上手くいかないことがあっても、「よくがんばった。」と仲間を称えたり励ましたりする姿に、大きな成長を感じています。

 「花笠~2020~」では、山形の花笠音頭に加え、人気アニメの曲に合わせた演技を行いました。集団で合わせる動きや演技の構成に苦労しながらも、ダンスリーダーの「練習しようよ。」という声掛けの元、練習を重ねるごとに上達していく様子が見られました。演技だけでなく、ダンスリーダーの「リーダーシップ」やクラスの仲間がそれに応じて協力する「フォロワーシップ」の発揮が見られたことをとても嬉しく思います。本番では、集団での揃った演技や迫力のある笠の動きがとても素晴らしく、子供たちにとって達成感のある運動会になりました。

 運動会が終わっても、友達と協力することや全体が一丸となって取り組む姿勢を大切にし、笑顔・思いやりあふれる学年になってほしいと願っています。

 

 

5年生

 今年は、は2・5年生合同で運動会を行いました。コロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスに気を付けながら、各種目に精一杯取り組むことができました。

 リレーでは、運動会に向けて日々練習してきたバトンパスの成果を見事に出し切ることができました。どのクラスも全力で走りきりました。

 表現運動では、自然教室で披露したダンスを基に、運動会ではさらにパワーアップしたダンスを披露しました。動と静を意識して全員で作り上げました。

 

 

6年生 

 今年の運動会は例年と違う形でしたが、子供たちがそれぞれ目標をもって取り組む事ができました。

 「折り返しリレー」では、各クラスで作戦を考え、持てる力を精一杯発揮し、取り組みました。結果だけでなく過程にも目を向け、声掛けをしている子供が多く成長を感じました。 

 「The Greatest Show」では、難しい構成にも関わらず、限られた時間の中でダンスリーダーを中心に練習に取り組みました。本番は、 最後の決めポーズも自分たちで考え、笑顔いっぱいのすばらしい演技となりました。

 その他にも、3日間を通じて応援団や金管クラブ、児童会など多くの子供たちが活躍し、運動会を盛り上げてくれました。

 この運動会を通じて、目標に向かって一生懸命に努力する姿が多くあり、改めてこの学年の良さを発見することができました。この良さを日々の生活にも生かしていけるよう取り組んでいきます。

 

 

特別支援学級

 特別支援学級の子供たちは、運動会に向けて、交流学級の体育に参加して練習を積みました。教室や家庭でも練習し、本番の運動会では自分に満足できる表現運動や競技ができました。

 13日(金)には、みんなで集まって、お互いの表現運動の発表会をしました。どの子の表情にもやり遂げた充実感が感じられました。