各学年の様子
【6年】卒業生一日先生
7月5日(金)に、卒業生一日先生を行いました。
本年度は、富士宮市市議会議員の中野健太郎様を講師に迎え、御講話いただきました。
仕事の内容や、私たちの生活にどのように関わっているのかを具体例を示しながらお話してくださいました。6年生の社会科では、議会の役割として、住民の意思に基づいて、地域の問題を解決し、よりよい暮らしにつながる政治を行うことであると学習します。社会科での学習以上に、より身近に政治を感じることができました。
また、御自身が市議会議員という仕事を選んだ理由と関連させ、様々な人と出会うことが将来の夢を選ぶことにつながるという話もありました。阪神淡路大震災、東日本大震災が御自身の人生のターニングポイントになり、人々のために働くことがライフワークとなっていったというお話からは、昨年度月の輪学習で1年間かけて防災について学んだこと、今年度キャリア教育として様々な方のお話を聞いていること、6年生が学んできたことの全てがつながっているような印象を受けました。
お話を頷きながら聴く6年生は、自分と重ねながらこれからの「生き方」について考えているようでした。
【6年】交通安全教室
7月4日(木)に、交通安全教室を行いました。
富士宮中央ライオンズクラブ様の御厚意により開催させていただきました。黒田小学校での開催は3回目になるそうです。
交通事故体験学習として、トラックによる内輪差実験を行いました。
日頃より、車の危険性について家庭や学校でも話を聞いていたこどもたちでしたが、実際に自転車がトラックにひかれていく様子や、乗ることができなくなるほどぼろぼろになった自転車を見て、その危険性を再認識していました。
また、全校で取り組んだ交通安全スローガンの表彰式、パネル贈呈式も併せて行われました。
交通安全リーダーとして、左肩にリーダーワッペンを付けている6年生。交通安全の重要さ、道路での危険性について呼びかける姿が増えていくことを願っています。
【6年】キャリア教育(JICA)
გამარჯობა!(ガーマルチョバ!…ジョージア語で「こんにちは」※)
6月27日(木)5・6時間目に、キャリア教育講話(JICA)を行いました。
現在、ジョージアの首都トビリシで青年海外協力隊として活動されている扇澤舞様に現地からZOOMで御講話いただきました。
講話では、青年海外協力隊で活動しようと思った経緯や理由、どんな活動をされているのかについて写真や動画を見ながらお話いただきました。また、ジョージアの場所や、文化、有名人などについても教えてくださいました。外国語や道徳、社会など様々な教科でも、世界の国々の文化について学びますが、体験談を交えながら、お話いただけたことで、ジョージアについて、より身近に感じることができました。
6年生の社会科では、3学期に日本と世界のつながりについて学習をします。政府開発援助(ODA)の一つとして、国際協力機構(JICA)についても学習していきます。「働く」とは、どんなことかを考え、日々学びを積み重ねている6年生ですが、本日の講話を通して、何かを教えて“あげる”のではなく、自分にできることを探し、よりよい社会をともに作っていくことが大切な視点の一つであることに気付けたようです。
※世界的に有名な日本人パントマイム・アーティスト「が~まるちょば」さんは、この言葉がグループ名の由来です。
【6年】キャリア教育(アナウンサー)
6月18日(火)に、NHKアナウンサー大橋拓様を講師に迎え、キャリア教育を行いました。
本日の講座は2部構成で行いました。第1部は、各学級でアルゴリズムについて学びました。現在、スマートニュース株式会社に出向中の大橋様の専門性を生かし、SNSにおけるアルゴリズムとはどのようなものなのかを体験しました。30個の投稿文から担任の好みを予想しながら6個を選択する活動を通じて、数多くの情報の中には自分に届かない情報もあることを知りました。また、フェイク情報についても学び、情報の正確性について考え直すよい機会になりました。
第2部は、体育館にて、アナウンサーになった理由や、仕事内容、大切にしていることなどをお話いただきました。追いかけていた夢を途中で変えたものの、自分の本当にやりたいことができているという話から、自分の将来の夢についても見つめ直している子もいました。
【6年】租税教室
6月7日(金)3・4時間目に租税教室を行いました。
6年生は、社会科で政治や公民分野について学習をしてきました。その学習のまとめとして、富士宮市役所収納課の方々を講師に迎え、税について御講話いただきました。
「本当にあった税」クイズから始まり、税金の種類や、税金がどのように活用されているのかなどをスライドで分かりやすく説明してくださいました。また、「税金がなかったらどうなってしまうのか。」についての動画を見て、より理解が深まったようです。
富士宮市では、1年間の予算のうち84億円が教育に使われています。こども一人に換算すると一人90万円にもなるそうです。遠いようで、とても身近な「税」について考えるよい機会となりました。
【6年】1年生に交通安全を呼びかけよう
6月7日(金)に、6年生から1年生へ交通安全の小冊子を渡しました。
先月、交通安全リーダーとして語る会で地域の方々に、学区の危険箇所や改善案をお伝えしました。その中から、特に気をつけたい箇所について一人一人がペアの1年生向けにスライドにまとめました。
こどもたちは、「1年生は難しい漢字が読めないからひらがなで書こう。」「言葉も難しいものは使わない方がいいね。」「矢印や、イラストもいれて伝わりやすくしよう。」など、相手意識をもってスライド作りに取り組みました。
1年生のペアにスライドを印刷した小冊子を手にしながら、危険箇所や気をつけてほしいことを話す6年生は、優しい顔で話しながらも時折真剣な表情で語りかける姿も見られ、本当の意味での思いやりや優しさを感じました。
こどもたちの思いや願いが叶い、事故のない黒田地区でいられることを願っています。
【6年】キャリア教育講話(JAL)
5月31日(金)5・6時間目に、キャリア教育講話(JAL)を行いました。
6年生は、月の輪学習(総合的な学習の時間)の中で、「将来の自分」について考え、調べ、学んでいます。
自分がなりたい職業がはっきりしている子もいれば、将来の自分を思い描くことが難しい子もいます。しかし、多くの子が「誰かの役に立つ人になりたい」という思いを共通してもっています。
本日の講話では、スライドや動画を用いてキャビンアテンダントの仕事についてお話いただきました。文部科学省では、キャリア教育として育む必要のある能力を、「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」の4つと定義しています。こどもたちは、働くことの意義や役割についても考えることができたようです。4つ目のキャリアプランニング能力、そしてこどもたちの「誰かの役に立つ人になりたい」という思いにもつながっています。
キャリア教育や行事等で数多くの「プロフェッショナル」の生き方や、仕事への思いを知り、自分らしさをいかした将来像を描いていけることを期待しています。
【1年~3年】劇団たんぽぽ
黒田小学校へ劇団たんぽぽさんが来てくださいました。
ブレーメンの音楽隊や大きなかぶを取り入れた「おはなしレストラン」という劇でした。分かりやすく面白い劇でこどもたちも大興奮でした。
また、ロバの「ブロロー!」にわとりの「コケー!」など、動物の鳴き声や一つ一つの細かな動きが面白く、たくさんの笑顔が見られました。
(おおきなかぶを抜く姿を見て、こどもたちが「頑張れー」と応援する姿がとても可愛らしかったです。)
【6年】認知症キャラバン
5月20日(月)に認知症キャラバンを行いました。
月の輪学習(総合的な学習の時間)では、黒田地区がやさしい地域になることを一つの目標として学びを進めています。
6年生になり、体の不自由な方の体験を行ったことで、自分たちが知らなかっただけで、困っていることがある人は、たくさんいることに気付きました。
キャラバンでは、脳のつくりや認知症の種類、具体的な症状、認知症が加齢と異なることを説明していただきました。また、認知症の方々と接する時には、「おどろかせない」「いそがせない」「プライドを傷つけない」の3つのないが大切であることも学びました。
今日のキャラバンを通し、「知る」ことで様々な方の困り感が分かること、自分たちにできることがあるのではないかと考えている子が多くいました。
【6年】交通安全リーダーと語る会
5月17日(金)5校時に、交通安全リーダーと語る会を行いました。
学区の各区区長様、交通指導員様、PTA会長様など地域の方々や、警察署交通課職員様、交通安全指導員様、富士宮市教育委員会の方々にご参加いただきました。
こどもたちは、一人一人が自分たちの住む地区の危険な場所を見つけ、どう危険なのか、どんな改善が考えられるのか提案しました。また、交通安全リーダーとして下級生にどのように呼びかけていくのかも考え、伝えることができました。
語る会を通して、黒田地区から交通事故がなくなるように、一人一人がリーダーとしての自覚をさらに高めることができました。