学校の様子

2021年1月の記事一覧

白糸小から見える富士山

今年の富士山は雪が少ないです。今週、珍しく白糸小学校でも雪が降りましたが、積もるほどではありませんでした。

2日もすると富士山に降った雪もなくなって地肌が見えてきました。どうやら、風が雪を吹き飛ばしてしまっているようです。北風が山頂から雪を巻き上げながら駆け下りて行く様子が、白糸小からよく見えました。

3年生のニジマスにびっくり!!

ニジマスを調べている3年生たちが養鱒場からいただいたニジマスの卵を大切に大切に育てています。毎年、いただいた卵を上手に育てることができず、悲しい結果になっていましたが、今年はご覧の通り!こんなに成長しています。

子供たちは、生命の神秘と大切さを感じることができました。さて、この後どうしようか真剣に考えている3年生たちです。

1/20 抜き打ちで避難訓練実施

1月の避難訓練は、子供たちに予告せず、休み時間に緊急放送を流して実施しました。運動場にいた子供たちは、放送がなるやいなや、運動場の中央に走って集まっていました。そのころ、教室に残っていた子供たちは、先生がいなくても机の下に隠れて頭を守っていました。揺れが収まった後は、あっという間に避難場所の運動場に整列することができました。これならば、突然地震が来ても大丈夫と安心しました。

1/16(土)第2回富士山麓サミット開催

北部6小中学校をリモートで結んでそれぞれの富士山学習の成果を発表しあいました。

インターネットの光速回線がまだ整っていない北部校で各学校のパソコンがつながるのか不安でしたが、なんとか無事にやりとげることができました。会は、西富士中の司会者の手際良い進行のおかげで、滞りなく進みました。

白糸小学校からは、4年生の9名が、「幻の芝川のりの復活をめざして」という追究をプレゼンや劇で堂々と発表しました。発表のあと、井之頭小・井之頭中・西富士中から質問がありましたが、受け答えが素晴らしかったです。他の学校の発表に対しては、白糸小の3年生・5年生・6年生が質問や感想を発表することができました。小規模校の弱点と言われているコミュニケーション力をこのような取組で育成しています。

 

1/8  5年生 収穫した米を竈で炊いて食す

4年生が芝川のりでお茶漬けを食べている反対側では、5年生が秋に収穫した白糸コシヒカリを炊いて食べました。このとき活躍したのは、9月の自然教室で使用する予定だった、自作の竈です。薪も豊富に残っていました。火加減も上手で、上手に炊きあがりました。白糸コシヒカリの味をより感じられるように、ふつうのお米や玄米を炊いて比べました。

1/8 4年生ついに幻の芝川のりを食す

この日は、今まで調べてきた芝川のりを食べる日です。この日のために、地域の笠井さんが、秘密の場所から採集した芝川のりをお茶漬けで食べられるように仕上げてくださいました。まずは、のりの中にいる水生生物を取り除いて、のりだけにします。それを、まな板の上で細かく刻んでいきます。特性のすだれ(すすき製)の上にそれを広げて、和紙をすくときのようにのりを均一に広げていきます。それを一枚に仕上げて天日干しします。

できあがったのりをさらに炭火であぶって香り高いのりが完成です。

子供たちは、5年生が収穫した白糸コシヒカリを炊いて、芝川のりをのせてだし汁をかけて、お茶漬けをいただきました。

普段食べているのりとは違う甘みを感じた子もいました。かつては、1杯1000円で店に出ていた芝川のりのお茶漬け

をじっくりと味わっていました。4年生はこの芝川のり復活をめざした学習を、1月16日に発表します。

 

1/7 1・2年生が生活科で繭玉をつくる

1・2年生が小正月に飾る縁起物のまゆだまを手作りしました。コロナ禍なので、衛生面に配慮し、手袋着用をして上新粉をこねました。中には、まゆの形ではない、寿司や星の形をしたものもありました。それぞれのまゆだまを、枝に刺してきれいな花が咲いたようでした。まさに「新春」の春を予感させてくれました。

 

1/5 第3学期始業式

10日間の冬休みを終え、子供たちが学校に元気にもどって来ました。

どの子も、今年がんばりたいことを決めて、始業式にのぞんでくれました。

校長からは、年末年始の休みもなく働き続けている医療従事者がいることを例に、金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」の詩にある、「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ」を考えるような話をしました。

人の心は見えないけれど、それを考えられる白糸の子になりましょう。