2023年6月の記事一覧
フレンドシップデー
6月16日(金)にフレンドシップデーがありました。雨が続く日でしたが、この日は天候にも恵まれ、快晴の中で実施することができました。白糸小、上井出小、井之頭小、人穴小の4校の同じ学年の児童が集まり、授業を行いました。1、3、5年生は、白糸小で、2、4、6年生は上井出小で行いました。
それぞれの学年の様子を紹介します。
1年生は、名刺交換を行いました。自分の名前を大きな声で伝え、相手の名前をしっかり聴きました。名前だけではなく、好きな物を伝えている子もいました。緊張している様子でしたが、名刺交換の回数を重ねるごとに少しずつ話を広げていくことができました。昼食は、それぞれの学校の子が混ざったグループでとり、白糸小の遊具で遊びました。普段より多くの子と関わることができる機会となりました。
2年生は、国語「生きものクイズ」を行いました。他校の友達に伝えたい生きものの特徴について調べ、生きもののことが知れる○×クイズや三択クイズを作りました。当日は、4校の友達が混ざったグループで、生きものクイズを出し合いました。相手に伝えることを意識し、大きな声で問題を伝えたり、生きものについての説明を詳しく話したりしていました。昼は、グループの友達と昼食を取ったり、遊びでは40人でしっぽとりを行ったりしました。普段とは違う人数との学びや遊びは、2年生の子供たちにとってとても刺激になった様子でした。
3年生は、道徳「わらじ作り」を行いました。4校を6つのグループに分け、話し合ったり、やり方が分からない所は教え合ったりしました。二宮金次郎の子供の時の姿と、今の自分の状況とを比較し、気持ちメーターで今の心境を表現しました。「金次郎のようにやりたい・できる」「無理かな」という自分の気持ちを素直にメーターで示し、強い自分の気持ち、弱い自分の気持ちをお互いに認め合いました。普段より多い人数で、様々な考え方に触れることができ、刺激になりました。
昼休みも4色しっぽ取りを行い、「多くの子と話すことができた」という嬉しい言葉が多く聞かれました。
4年生は、リモート学級会でみんなで仲良く楽しく過ごすためには何をしたらよいのかについて話合い、そこで出た意見からレクを2つ行いました。それぞれの学校ごとに企画・運営をし、仲間で協力して取り組むことのよさに気付きました。普段の人数ではできないレクで仲間と声を掛け合っていました。昼はレクでのチームごとにお弁当を広げ、はじめは恥ずかしそうにしていた子たちも、自然と会話が生まれ、お互いのことを知ることができました。
5年生は、キャッチバレーボールを行いました。各チームで声をかけ合い相手にボールを返していました。初めて会う子供たちでしたが、仲間はもちろん相手チームのプレーを見ながらいいプレーがあると「ナイスキャッチ!」「ナイスサーブ!」と声をかけ合っていました。勝っても負けても笑顔で試合を終わることができ、楽しい時間でした。お昼を食べた後も、「震源地はだれだ?」と「ジェスチャーしりとり」の遊びをしました。不思議な動きをしながら、犯人は誰かを探したり、前の子のジェスチャーをしりとりで表したりと難しい内容でしたが、和気あいあいと楽しみ、あっという間に時間が過ぎていきました。多くの友達とコミュニケーションを取り、協力する大切さを学んだすてきな機会となりました。
6年生は、模擬選挙を行いました。 各担任が候補者の目指す政策の載ったポスターを制作し、その政策から1人1人が投票先を決めました。当日は、実際に市の選挙管理委員会から借り受けた記載台と投票箱を前に少し緊張した面持ちで投票しました。その後、なぜその候補に投票したのかを8つのグループに分かれ話し合いを行いました。視点が違うと投票する候補も異なり、普段話をすることのない友達に自分の意見を言ったり、自分の気付かなかった視点で選んだりしていることを聞いたことで気付くことが出来ていました。昼食も話し合ったグループの友達と食べ、ドッジボールも楽しみました。多くの友達とコミュニケーションを取り、いろいろな意見に気付く良い機会となりました。