学校の様子

2024年度

亜鉛とハンダでアートを創る

2年生の技術科の授業で板金屋さんを営んでいる鈴木さんにお越しいただき、亜鉛とハンダでもの作りの体験提供をしてもらいました。

各自にもの作りセットを用意してもらったり、作り方について丁寧にアドバイスをしてくださったりしてくださいました。

生徒たちのハンダ付けの技能も上がっていました。

完成した作品は下のようなものでした。

この活動を通して、もの作りの楽しさを味わうと共に、普段使わないものでもこのように生まれ変わる感動を知ることができました。

柚野商店の平野さんからの学び 人とくらしをつむぐ

柚野商店の店主の平野さんから柚野商店の在り方について学びました。

柚野商店は、静岡県富士宮市柚野地区にある唯一の小さな商店です。量り売りで調味料やナッツ類、スパイスなどを提供し、地域で採れた野菜や玄米100%のお団子、信頼できるパン屋さんのパンや和菓子屋さんの和菓子、ジビエ肉など、安心して食べられる食品も取り扱っています。また、お酒やたばこ、アイスやお菓子、雑貨や日用品なども揃えており、地域のニーズに応えています。店舗スタッフは全員柚野地区に縁があり、手作りのお総菜やスイーツも好評です。地域の今を楽しみ、未来を創るお店です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下は生徒たちからの感想です。

○地元に唯一あった買い物ができるコンビニが無くなったら困るから自分でやろう!と思って実行までする決断力と行動力に感心した。
売上を維持するためには、前の店のときに来てくれていた地元民が飽きないで来てくれるように商品や告知をし、お客さんの声を聞いて店に活用することが大切で、売上を更に伸ばすには、インターネットを利用して店のことを拡散したりその店での売り商品や独自の量り売り等といった売り方が方法としてあることがわかった。
地元に還元したい。

○自分は近くに柚野商店があったらぜひ行ってみたいと思いました。小さいお店だけど、人との関わりが多く、軽い買い物をするときに便利だと思いました。とても温かい空間で暮らしやすい場所だなと思いました。コミュニケーションができる場所で、出会いの場になっていて行ってみたいと思いました。

柚野商店は地域の中心にあるホッとする場になっていることを生徒たちは気づいていました。西富士地域にも柚野商店のような場所があると良いなと生徒たちがつぶやいていたのが印象的でした。

 

 

小田梨恵子さんの生き方を動画に編集しました。

中学2年生の技術科の授業で、動画編集について実施しました。

動画編集する素材は小田梨恵子さんのお話。

小田梨恵子さんは以下のようなキャリアを持たれている方です。

東京・名古屋で22年間過ごし、2018年に地元富士宮市にUターン移住。2019年副業として起業したキャリアアートスマイルを経て、2022年には屋号をエコキャリに変更。同8月に法人化し、株式会社エコキャリへ。自然を基点に人や組織のはたらく・生きるを「まるごと」サポートを掲げ、地域内外をつなぐ活動をしている。
地元では、プロジェクト企画・実施や、SNSを使った情報発信などを行う一般社団法人まるごと富士山/チームロコにて代表を務めている。

このようなキャリアのため、富士宮の様々な中学校で、キャリア教育についての話をしてくれています。

今回はただキャリアの話を聞くのではなく、動画にまとめていくことで、より話の内容を理解できるのではないかという想いから実施しました。

このようなコンセプトでの授業であったため、お話を聞くときに撮影したり、インタビューしたりする生徒たちがいました。

この授業を通しての生徒たちの感想は以下の通りです。

 ○今回、小田さんの話を聞いて、小田さんの生き方や、ビジネスを成功させる秘訣などを知ることができました。さらに、小田さんの話を撮影し、編集をして、一本の動画にするということを通して、たった30秒の動画を作るだけでも、とても時間と手間がかかるということがわかりました。でも、とても楽しかったです。

○キャリア教育をもっとクリエイティブにするために小田さんの話にあった、株式会社エコキャリのことや将来に活かせる動画編集から、たくさんの気付き、リソースを得れた。公認心理師、社会福祉士、キャリアコンサルタントなどといった資格を利用して個人や組織の悩みを解決したり、メンタルヘルスやキャリア研修などをありのままにつながるつくるという価値観を大切に事業を進めていた。
近い未来に必要とされる動画編集などのスキルを学べる良い機会になった。まずは30秒動画を完成させてみたい。

新しいキャリア教育の授業としてとても充実した時間となりました。

貴重な時間をありがとうございました。

地域社会の「まちづくり」をテーマに活動しているF-designのみなさんによる授業

2年生の道徳の授業で、地域社会の「まちづくり」をテーマに活動しているF-designのみなさんに授業を実施してもらいました。

F-designのみなさんはそれぞれ、本業を持ちながらも休みの日に地域のためにできることを実施している団体です。

今回はF-designから井出さんと川上さんのお話をもとに対話する活動を実施しました。

この授業を受けて生徒たちは以下の感想を持ちました。

 ○どのようにしたら毎日が楽しく過ごせることを教えていただきありがとうございました。
人生を楽しむのは体験や出会いということで、写真を見ていると、どの写真も楽しそうに見えて本当に体験は必要なんだなと思いました。
出会いについては色んな人と関わることでいろんなことができることも知ることができ、出会いも必要だと思いました。
自分は感想で言ったように人と関わることをしてみようと思いました。

○今回の話を聞いて、自分の軸をしっかり持って生活していきたいと思いました。様々な人に出会い、たくさん体験していきたいです。自分は人前で話すことがあまり得意ではないけど、たくさんの人と出会い、韓国に行く夢を叶えられるように頑張りたいです。ありがとうございました。

 

「体験✕出逢い」の大切さを生徒たちは実感していました。

この出逢いを大切に日々を過ごして欲しいと思います。

 

3Dプリンタの使い方講座

本日は、2年生の技術科の授業に、タミヤで働いていた高橋さんをお招きし、3Dプリンタの使い方講座を実施していただきました。

授業では、現在の3Dプリンタの普及状況やメリット・デメリットについて学び、さらに実際に動いている様子も見せていただきました。

授業後の生徒の感想は以下の通りです。

○今回の授業では、3Dプリンターでできることや、作れるものについて学ぶことができました。それだけでなく、技術の進歩についても考える機会になり、最近の機械がどのように発展してきたのか、その能力の向上についても知ることができました。
○もともと3Dプリンターに興味があったので、今回の授業で詳しく知ることができてとても楽しかったです。材料の原価が意外と安いことも驚きでした。知っていたことよりも、知らなかったことのほうが多く、すごく勉強になったと感じました。

 

この体験を通して生徒たちは新たな視点を持つことができました。

今後の間遠学習にも生かしていってほしいです。