学校の様子

2024年度

マウントフジ里山バケーション代表の新谷さんのお話

1,2年生合同の道徳の授業で、マウントフジ里山バケーションの代表の新谷雅徳さんにお越しいただき、生徒たちと対話してもらいました。 

新谷雅徳さんは、富士宮市にある「マウントフジ里山バケーション」の代表です。この施設は、エコツーリズムとグランピングを融合させた場所で、富士山の美しい自然環境の中で、持続可能な観光を提供しています。
また、エコツーリズムの分野で長年の経験を持ち、世界各国でエコツーリズム開発支援を行ってきました。その活動が評価され、2018年には環境大臣賞「日本エコツーリズム大賞特別賞」を受賞し、オーストラリアのTraveller誌で「観光で世界を変える31人」に選ばれた方です。

今回の道徳の授業では、新谷さんの生き方をお話してもらった後に、生徒たちと対話を実施しました。

 

新谷さんのお話に触発されて、多くの生徒たちが新谷さんに自分たちが総合学習で考えているビジネスの提案や相談をしていました。

生徒たちの本気の質問に新谷さんもとても丁寧に答えてくださり、生徒たちの学びが加速しました。

以下が生徒たちの感想となります。

○新谷さんのお話を伺い、これまでいろいろなことに挑戦し、それを成功させてきた新谷さんだからこそ見える特別な景色を、私も少しだけ感じることができた気がしています。

先日のお話では、新谷さんがお仕事に対して強い責任感と深い愛情をお持ちであることを感じました。それを通じて、私がこれから進んでいくビジネスにおいても、それらが大切な要素であることを再認識いたしました。

さらに、何も決まっていなかった私の将来が、新谷さんのお話を聞いて少しずつ明確になってきたように思います。私も新谷さんのように、しっかりとした目標を持ち、それに向けて努力を続けられる人になりたいと強く思いました。

○私達にお話していただきありがとうございました。私は狩宿地区に住んでいて毎日家からテントが見えていました。そんな身近にあった場所に外国人の人達がたくさん来ていることにびっくりしました。
また自分がやりたいと思ったことに向けて、海外へ行ったり、現地の人と協力したり、言語がちがくともその国とふれあって良さを見つけてそこを改善する。そういった行動に移すということが私はかっこいいと思いました。
私は富士山など身近にあるものなので県外などから来た人よりは見てすごいなと思ったことがそんなにないと思います。しかし、自分たちの地域はとても自然豊かだしいいところがたくさんあるので、自分たちからそういったところをたくさん見つけて周りにどんどん発信していきたいです。
また西富士中オリジナルガチャをおいてもいいよと提案していただきとても力強く思いました。
富士宮に興味を持って来ていただいた外国の方たちに一つの思い出としてガチャガチャを持って帰ってもらいたいです。外国の人たちに富士宮の自分たちがおすすめしたいところを興味を持ってもらったり行きたいと思ってもらったりできるように、英語で説明を書いたり富士宮の観光地をたくさん知ってもらうためにマップ形式で作ってみたり、いろんなことを試してみて自分たちの目標に近づけるようにこれから頑張っていきます。

 

地域の様々な方が学校に関わってくださるおかげで生徒たちは貴重な学びを体験することができております。