誰とでも活動できる集団づくり

 ・児童会・生徒会の自治活動(挨拶・言葉づかい)・自己肯定感を高める行事   

6年生に感謝する週間

 (2022 R4年度)

 6年生の教室の飾り付けをしました。そして、ありがとうの気持ちを込めた心温まる会が行われました。

 

(2021 R3年度)

オンラインでの開催となりましたが、どの学年も気持ちのこもった贈り物をすることができました。

 (2020 R2年度)

2/26(金)6時間目、月曜日の朝、登校してきた6年生が驚き、喜んでくれる姿を思い浮かべながら、全学年で作ったものを5年生が飾り付けました。

    

3/4に6年生を送る会が行われました。

 

各学年から6年生に合奏や劇などの出し物や手作りプレゼントが贈られました。

 

5年生は、6年生に挑戦状を送りました。漢字や計算、社会科や理科の問題クイズや縄跳び対決をしました。3対2で6年生が勝ちました。

     

6年生は、迫力のある6年間の思いが込められた「御神乗太鼓」をお礼に披露しました。

    

昼休みには、縦割りグループでヘビじゃんけんをしました。

   

 

・対話的な自己表現活動

・グループづくりの工夫

・人間関係づくりプログラム、話合い活動

特別支援教育 人権教育 生徒指導

思いやりの心を育てる人権教育

動物愛護教室 6/24

4・5年生が動物愛護教室を行いました。犬とのふれあいを通して命の大切さを学んだり、キャリア教育の一環として仕事の大切さを考えたりしました。愛犬を連れたボランティアの方々もたくさん来てくださり、様々な種類の犬11匹とふれあい、動物との距離が縮まった時間となりました。「動物はみんな生きているから、飼っている人は、最後まで責任を持って大切に育ててほしい。」という願いが心に響きました。一人一人がお礼のお手紙を書きました。

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自己の生き方を考える道徳教育の充実

 

道徳教育は、人間としてよりよく生きようとする道徳性を身に付けるために、

道徳的な判断力心情実践意欲と態度を養うことを目的としています。

 道徳的判断力とは、それぞれの場面に於いて善悪を判断する能力です。

道徳的心情とは、善を行うことを喜び、悪を憎む感情のことです。

道徳的実践意欲と態度とは、道徳的判断力や道徳的心情によって、価値があるとされた行動をとろうとする意欲や態度のことです。

 

道徳は、その目標を達成するために、指導すべき内容項目を4つの視点として設定しています。

A 主として自分自身に関すること

B 主として人との関わりに関すること

C 主として集団や社会との関わりに関すること

D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること

 

そして、4つの視点について、さらに具体的な内容項目で説明しています。

A 「善悪の判断、自律、自由と責任」「正直、誠実」「節度、節制」

  「個性の伸長」「希望と勇気、努力と強い意志」「真理の探究」 

B 「親切、思いやり」「感謝」「礼儀」「友情、信頼」「相互理解、寛容」

C 「規則の尊重」「公正、公平、社会正義」「勤労、公共の精神」「家族愛、家庭生活の充実」

  「よりよい学校生活」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」「国際理解、国際親善」

D 「生命の尊さ」「自然愛護」「感動、畏敬の念」「よりよく生きる喜び」

 

柚野小中学校では、小中学校が連携して道徳の学習を通して「主体的に考え、誰とでも活動できる子」の育成をめざし、22個ある内容項目の中でも、特に2つを共通の重点項目としています。

A 「善悪の判断、自律、自由と責任」

B (小学校)「親切、思いやり」 (中学校)「思いやり、感謝」

 

各学年の実践

A 善悪の判断、自律、自由と責任

1年「だれも見ていない」

2学期がはじまり、夏休みの作品を感心して見ていたAさんがある作品をさわったところ、作品の一部分がぽろっと落ちてしまう。

○誤って友達の作品を壊してしまった主人公に自分を重ね、自分だったらどうするかを考えまし た。「本当のことを話したらもやもやする気持ちがなくなると思う。」と正直に話すことの良さに気付きました。

○友達の作品を壊してしまったことを正直に謝ることのできない主人公の様子に共感しました。「自分から謝りに行くのは怖い。だけど、壊された人も謝ってもらえないとかわいそう。」と双方の気持ちに寄り添い、考えを深めました。

 

2年「水の広場」

「悪いこと、してはいけないこと」を判断する場面に出会ったとき、注意をためらうAさんと、進んで注意しようとするBさん。あなたなら、どうしますか?

○登場人物の行動について話し合い、危険なことをしている人を見ているのではなく、止めた方がよいと考えました。危険な遊具の使い方をしている友達を見かけたら注意するなど、よいと思うことは進んでやっていきたいと思いました。

 

3年「あと、ひと言」

Aさんな、BさんCさんに「へいの上を歩こう」とさそわれたが断った。 「君とはもう遊ばないから」と言われて家に帰ると、お母さんから2人が大けがをしたことを聞いた。

 ○友達に嫌われるのを恐れて危険な遊びを注意できなかった主人公の気持ちに共感する一方で、友達の安全を守ることができなかったという意味で思いやりが足りなかったのではと考えていました。

○誰に対しても自分が正しいと思ったことを自信をもって行う大切さと、相手にどう思われるかという不安を比較し、「友達だからといって注意しないことは、本当の思いやりではないのではないか。」と考えていました。

 

4年「友だちがないている」

ある学級において起こってしまったいじめにつながりかねない場面を例に、7人のクラスメイトの様々な意見に対して、

あなたならどんなアドバイスをおくりますか?

 ○登場人物が言っていることを正しいか正しくないかというグループに分ける活動を通して、正しいことは自信をもって行動に移すことの大切さを学びました。

 

5年「うばわれた自由」

自分勝手に行動することが自由であると考え行動したジェラール王子が、

やがてとらわれの身になって初めて自分の行動を後悔し、真の自由とは何かについて考える。  

○2人の登場人物の自由についての考え方を比べる活動を通して、自由に行動することと、規則を守りながら自律的に生活を送ることの違いについて考えました。

 

6年「移動教室の夜」

 Aさんが「先に休みたい」と言ったのに、BさんCさんは、小さな声で話をしていました。次の日、Aさんは…

○主人公と今までの自分の行動を比較し、自由だけでなく責任をしっかり果たしていこうという思いをもち

ました。

 

B 親切、思いやり

1年「はしの上のおおかみ」

一本橋で、うさぎやたぬきを追い返していたおおかみだったが、大きなくまに優しくされたことから変化がおきました。

   

○小さな動物に意地悪をしていたおおかみが、くまの優しさに触れて変化していく姿に憧れを抱きました。「くまのように誰に対しても優しくしたい。」と発表し、思いやりについて考える姿が見られました。

 

2年「ぐみの木と小鳥」

小鳥がぐみの実をおいしそうに食べていると、ぐみの木が友だちのりすが姿を見せないことを心配して話しました。小鳥が行ってみるとりすは病気で寝ていました。次の日も小鳥はぐみの実を運ぶと、りすは目にいっぱい涙をためてお礼を言いました。次の日は、あらしでした。ぐみの木が小鳥を止めると…

○嵐でも友達に食べ物を届ける鳥の行動は到底できることではないと感心し、自分も困っている友達がいたら、すぐに手伝ってあげようと考えました。

○小鳥はリスの気持ちを考えて行動していることに気付き、自分も友達に「ありがとう」と言われることを進んでやって、さらにみんなと仲良くなっていきたいと考えました。

 

3年「フローレンス・ナイチンゲール物語」

フローレンスは病気のキースさんに服とパンを持っていったが拒否された。次の日、フローレンスは服やパンの代わりにあるものを送りました。すると、キースさんの目から涙があふれました。フローレンスが送ったものは…。

○キースさんは一人で寂しい思いをしていたから、ナイチンゲールから物をもらうよりも心のこもったお話や歌の方が嬉しかったからではないかと考え、本当の親切の意味について考えを深めていました。

○主人公が親切のつもりでしたことをキースさんが喜んでくれなかった理由について、キースさんの立場から考え、本当の親切は相手の立場に立って心を込めてすることだと考えていました。

 

4年「心と心のあく手」

主人公は最初お年寄りから手助けを断られたが、その理由を知って、次は手助けの仕方を変えた。その方法とは…

 

○自分も主人公同様に直接手伝うことが一番だと思うが、それだけではなく、相手の思いも感じながら応援すること、接することも大切な手助けだと、親切や思いやりとは何かと考えました。

○自分ならば直接関わってしまうが、相手の思いもあるからこそ難しい、だから分かろうとすることが大切だと、思いやりについて考えました。

 

5年「UDって何だろう」

ユニバーサルデザインの礼を見て、それぞれどのような使いやすさやよさがあるかを考えてみましょう。

 

○様々な人の立場に立って考えることの大切さを感じ、自分の生活の中にあるユニバーサルデザインを探し、思いやりの心の大切さについての理解を深めました。

 

6年「最後のおくり物」

主人公の夢は有名な劇団の俳優になることでした。しかし、劇団に入るためのお金はありませんでした。

そんな彼の姿を見た守衛のおじいさんが、陰ながら応援してくれていました。しかし、おじいさんはそのために無理をして…

○相手のためになることをすることが親切であり、人の気持ちを一番に考えて行動したいという思いをもちました。

○本当の親切は、相手に都合のよいことだけでなく、相手の未来にとって本当に役立つことをすることであると気付きました。