水泳

クロールの泳ぎ方といきつぎ

1.まずは水に慣れましょう。

 泳ぎが苦手な子は、少し水に対して恐怖心があります。まずは、その恐怖心を取りのいてあげます。

 なれてきたら、3秒~5秒ていど、顔を水につけられるようにします。

 また、顔がつけられるようになれば、頭までもぐれるように練習しましょう。

 できることが増えると自信が付き、不安が取りのぞけます。 

  

      プールのかべに1m間隔の印をつけ、全員が同じ方向に泳ぐようにします。

      低学年もチャレンジしたビート板を用いた「ラッコうき」に挑戦しています。

2.正しく浮く姿勢

 水になれ、もぐれるようになれば、次はうく姿勢です。泳ぎの全てに、うく姿勢(ふしうき)はすごく大切です。

 浮くときのポイント

 体が真っ直ぐになるように、手はのばし、頭を入れること。 頭が出ると腰が下がってしまい正しくうけなくなります。

 

 また、息を止めると身体に力が入るので、鼻からブクブクと息をはきましょう。

 

3.すいしん力のあるキック

 浮くことができれば、次はキックの練習をします。

 キックのポイント

 ひざを少し曲げ、太ももからキックをします。足の甲で水をけれるように、両足の親指が触れる程度に足を動か

 します。ビート板を持つとこしが下がりやすくなるので、ふしうきの姿勢で行いましょう。

 

4.正しい手の動作

 キックができるようになれば、手の練習をします。手で水を押すことで、さらにすいしん力を生むことができます。

 手の動作のポイント

 手の平だけで水をかこうとすると、ひじが曲がってしまうので、うで全体で水を押すイメージで動かしましょう。

 急いで手を動かすと、タイミングがずれてすいしん力がなくなるので、なれるまでは手を頭の前でそろえてから、

 かくようにしましょう。

 

5.呼吸のタイミング まとめ

 手を回せたら、最後は呼吸です。呼吸ができれば、クロールの完成です。

 呼吸のポイント

 呼吸する方の手が太ももをさわったタイミングで顔を横に向けます。

 口をあけてしっかりと息をはくことで、息がすいやすくなります。

 呼吸するときに伸ばしている手が下がると、こしがしずみ、すいしん力のないクロールになってしまいます。

 あわてずに手がそろってから、水をかくことを意識しましょう。