静岡県富士宮市北山1582番地
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(1)地域の概要
北山地区は、縄文・弥生時代の昔から人々が居を構えていたものと遺跡等から推測されます。その後、鎌倉時代には源頼朝が富士の巻狩りの舞台として、又、日蓮上人の広宣流布の地として、北山地区の存在を確かなものにしていました。特に日蓮上人と親交のあった堀之内の地頭石川氏、上野の富豪南条氏を中心に、日蓮宗への帰依を求める人々が増え、その広がりが大きくなっていきました。
この頃、日蓮上人の高弟日興上人が北山重須に本門寺を、上野に大石寺を建立し、また、日興上人の弟子日郷上人が北山大久保の地に本妙寺を建てたことにより、この地が急激に開けました。農業も、本門寺用水や北山用水の完成により、水田を中心に著しい発展を遂げ、今日の北山の姿を形成していきました。
現在、北山地区の世帯数(人口)は、北山1区は518世帯、2区451世帯、3区579世帯、4区135世帯で全体は1683世帯、4120人です。(平成30年4月1日現在)
(2)学校の概要
本校は明治7年富士郡北山村字大久保、本妙寺境内に開設された「公立北山小学校北明舎」が母体です。その後、いく度かの改称を経て、昭和33年、富士宮市との合併を契機に富士宮市立北山小学校と改称されました。その後、昭和60年に新校舎が竣工され、現在に至っています。
平成23年には、文部科学省国立教育政策研究所・富士宮市教育委員会から学習評価の研究指定を受け、研修に努めてきました。平成25年には、学習評価研究自主発表会を開催し、県内外から200余名の参加者が集まりました。
平成27年には、伊藤政利様による多額のご寄付により、運動場とプールが改修されました。
本校は地域と連携し、地域の人々に愛され育まれ、深い信頼関係で結ばれています。私たち職員は、この地域の人々の信頼をさらに厚くできるよう、「継承と発展」を心に、一丸となって努力します。そして、「富士山を心に夢をもって生きる子供」を理想の子供像と据え、常に子供たちのそばに身を置き、「かがやく子供の姿」が数多く見られる「安全安心な楽しい北山小学校」を目指していきます。