学校の様子

会議・研修 2月24日(木) むぎのほDAY(むぎのほ学習発表会)

今年の「むぎのほDAY」は、まん延防止重点措置の発出中であることから、「むぎのほ学習」に取り組んでいる3~6年生の各学年の代表者の発表をテレビ中継しました。また、各教室でテレビ中継を見ていた全校の子供たちからの質問や感想などは、クロームブックのMeetのを使ってライブ配信し、豊かな学びを共有する有意義な時間を過ごすことができました。

 

「むぎのほ学習」は教科書のない学習です。子供たちが疑問に思ったこと、調べてみたいなと思った事などから、自ら課題を設定し、仲間と協働しながら最適解を見出したり、自分と関わる身近な環境や社会をよりよくしていくためにできることは何かを考え、自ら行動するそんな学びの時間です。まさに、富士根南小が目指す「自律した学習者」を育てる大切な学びの時間です。 

 

3年生は「お茶」について調べたことを発表しました。お茶の魅力を発信し、地元で生産・製造される富士根のお茶を少しでも多くの人々に飲んでもらえるよう、小学生でも美味しく飲めるお茶の入れ方やお茶を使った料理を提案したり、親しみのあるお茶のオリジナルキャラクターを作成して披露しました。

 

4年生は「身近な防災」について発表しました。社会科見学で訪問した静岡県地震防災センターでの学びを活かしながら、災害が起こったとき自分たちに何ができるか、どんなグッズが必要であるかなど、図や写真を使って発表しました。防災グッズにの準備はもちろん、「万が一に備える気持ち(心構え)」が大切だと提言しました。

 

5年生は「福祉」について発表しました。誰もが幸せに暮らせる社会をつくるためには、日々の生活で困っていることを解消することが大切だと提案しました。高齢者やLGBTの方々が具体的にどのようなことに困っているかを調べ、それを解決するために、小学5年生の自分たちにできることを提案しました。

 

6年生は「自分の将来」について発表しました。自分の個性を見定めながら、なりたい自分になるためには、「今を大切にすること」「得意を生かすこと」「他者への思いやりを大切にすること」など、生き方の大切なポイントを発表しました。問いかけや自然なジェスチャーを取り入れられ、とても魅力的で参考になるプレゼンを披露してくれました。

 

閉会式では、各学年の代表者が感想を発表してくれました。どの感想からも、来年度の「むぎのほ学習」への意欲を高めている様子が伺えました。