学校の様子

王冠 6月20日 卒業生一日先生の日(棒高跳び竹川倖生選手)

 富士宮市では、平成22年度より富士宮市教育委員会が定めた「教育の日」事業の一環として、市内の各小中学校で「卒業生一日先生の日」を開催しています。

 本校では、様々な分野の第1線でご活躍されている卒業生や本校所縁の方を講師にお招きし、その方の生き方や考え方に触れることで、子供たちが将来への夢を育む好機であると考え実施しています。

 今年度は、昨年度(2021年度)棒高跳び日本選手権王者の竹川倖生選手(平成23年度卒業生)をお招きし、家業の製茶業(お茶農家の丸元産業)に従事しながら、日本新記録更新とパリ五輪出場を目指す思いを6年生児童にお話しいただきました。

 午前はお茶農家でのお仕事、午後は棒高跳びの練習と、二刀流で挑戦を続ける竹川選手。

 「日本人初の6mを跳んでパリ五輪に出ること」「お茶農家としてお茶をもっと有名にすること」、どちらの夢も叶えたいと、日々努力している様子が、お話から十分すぎるほど伝わってきました。。

 また、競技を始めた中学2年生の時は2m40㎝だったのが、年々成長を続けて、社会人2年目の昨年5m70㎝(日本歴代5位)を跳んだとのこと。「一度やると決めたらやり抜くこと」の大切さをたっぷりと教えていただきました。

 この話を真剣に聞いていた6年生は、正しい形で努力を重ね、自分たちの夢をつかんでくれるのではないかと期待がふくらみます。