保健室の窓から
2月ゆうゆうタイム(健康)~学校保健委員会をふりかえって~
インフルエンザの流行が少し落ち着いてきましたが、まだまだ寒い日が続き、油断できない毎日です。
マスク着用、教室の換気の呼びかけ、お茶うがい・・・子供たちは自分たちで感染症予防を意識しています
さて、2月の保健目標は『心の健康について考えよう』です
本校では心の健康をテーマに1年間取組をしてきました。
6月には、スクールカウンセラーさんと一緒に『心の力をきたえよう!』と題して学校保健委員会を行いました。
「I have~」(信頼できる人、支えになる人)・「I can~」(自分ができること・得意なこと)・「I like~」(自分が好きなこと、もの)・「I am~」(自分の特徴や強み)の4つをたくさん心にためていくことで、レジリエンス(折れても立ち直ることができる心の力)が育っていきます。この4つを、友達や保護者の方に見つけてもらい、心の力をパワーアップさせました。
また、生徒指導の取組では、廊下の掲示板に梅の木を作り、友達の良いところやすごいところを見つけて梅の花に書き、木に貼っていきました。
水泳記録会や持久走記録会などの行事では、1人ひとりがめあてや目標を発表し、それに向かって頑張りました。
その結果、子供たちの自己肯定感は少しずつ向上しているように感じます。
2月のゆうゆうタイム(健康)では、学校保健委員会で行った内容をふり返りました。
「haveカード」「canカード」「 likeカード」「amカード」の4つのパワーアップカードを用意し、クラスの友達1人ひとりに書き、読みあげてその子に渡しました。
「○○さんには学校があるよ」「○○さんはなわとびが得意だね」「○○さんは誰にでもやさしいね」
少し照れくさいかもしれませんが、友達からほめられたり認められたりすると嬉しいですね
保健室前にはパワーアップBOXを設置しました。子供たちがパワーアップカードを書いたらこの中に入れ、養護教諭がそれを子供たちのもとへ配達します。
子供たちが自信を持って楽しく生活できるよう、これからも心の健康づくりの取組を続けていきます