学校教育目標/重点目標

学校教育目標
「ゆめをもって 生き生きと学ぶ子」

 

学校経営目標
「小規模校の良さを生かし、「自ら学ぶ楽しさ」を実感する子供が育つ学校づくり」

 

重点目標
(1)  つでもつかえる わざをみにつけよう(知識・技能)       
 

基礎的・基本的な知識・技能や学習のスキルは、自己課題の解決において必要不可欠な資質・能力である。子供が自身の課題を把握した上で、主体的に知識・技能を習得していくための環境を整えていく。また、その基盤となる健康な体づくりにおいては、基本的な生活習慣の定着を柱とした健康教育を推進していく。

〇 基礎・基本の知識・技能の定着

 ・「個別最適な学び」を深化させていくための手立てとして、1人1台端末の効果的な活用を図っていく。

〇 学習のスキルの定着

 ・子供が自ら課題解決していくためのスキルを定着させるために、授業につながる家庭学習の充実を図る。

〇 成長にプラスとなる生活習慣の定着

 ・「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣化を通して、規則正しい生活習慣を身に付け、体力向上につながる環境づくりに取

  り組む。

 

(2) かまとまなぼう つたえあおう(思考力・判断力・表現力)

 

少人数での授業では、個々の関わり合いは多いが、練り合うことが難しい場面も見られる。

子供が、リーダー学習等の学びを主体的に行うことを通して、学ぶ楽しさを実感する授業を構

築していく。また、他にわかりやすく伝える資質・能力を育成する機会として他校との交流授

業を積極的に行っていくと共に、ICT機器を活用した協働的な学びの充実を図っていく。

〇 子供同士で学び合う資質・能力の育成

 ・自分の考えを聞いてもらったり、説明したりする場を日々の授業の中に意図的に設定しいく。

  また、リーダー学習の充実を図り、子供同士が学び合う環境を整えていく。

○ わかりやすく伝える資質・能力の育成

 ・他学年、他校との交流活動を通して、相手を意識したコミュニケーション力の育成を図っていく。

  また、地域・外部人材の積極的な活用を図る。

○ 自分で考え、質問する資質・能力の育成

 ・授業だけでなく、縦割り活動や学校行事等においても、自分の思いを表出する活動を意

  図的に設定していく。

 

(3) れまでのまなびをふりかえろう つなげよう(学びに向かう力・人間性等)

 学びに向かう力・人間性を育んでいくためには、自己認識、いわゆるメタ認知の形成が重要になってくる。そのためには、学習の見通しをもち、自身の学びを振り返り、よりよい学びにしていくために調整し、ゴールに向かって粘り強く挑戦するという「学びのサイクル」が必要になる。特に、振り返る資質・能力の育成に重点を置き、教育活動を行っていく。また、少人数での活動において良好な人間関係と互いを尊重する心を育んでいくために、縦割り活動と道徳の授業を要とした活動に重点を置いて取り組んでいく。

○見通しを持ち、振り返り、調整し、粘り強く取り組む資質・能力の育成

 ・自己の課題解決に向けて、授業における振り返りカードを効果的に活用していく。また、継続的なキャリアパスポート

  活用を通して、自己の成長を振り返る。

〇 良好な人間関係を育む他との関わり方

 ・全校で行う縦割り活動を通して、良好な人間関係を育むと共に、自分の役割を自覚し、他と関わり合うことの楽しさを

  味わう活動を取り入れていく。あいさつ運動協力校として、あいさつに重点を置く。

○ 互いを尊重する心の育成

 ・道徳の授業を要にして、他を認め合う豊かな心を育んでいく。また、多様な価値に触れる手立てとして、リモートによ

  る交流授業を積極的に行っていく。

 

※ この3つの重点目標の実現を通して、一人一人の自己肯定感が高まるようにしていきたい。

グランドデザイン

下記をクリックすると、詳細を見ることができます。

令和5年度 稲子小グランドデザイン.pdf