学校の様子

2/10 3年生 火伏念仏を体験する

 内野・足形地区に伝わる火伏念仏(ひぶせねんぶつ)は、富士宮市の無形民俗文化財に平成11年1月26日に指定されました。無形文化財ですから、代々伝え残していかなければ消えてしまいます。その歴史は、なんと江戸時代の1684年から続いているそうです。今まで途絶えずに伝承されていることは本当に素晴らしいことです。

きっかけは、このころ、内野で1月18日、足形で3月14日と続けて火災があったので、神仏の力で火災を防ぐために始めたということです。太鼓と鐘を打ち鳴らして念仏をひたすら4時間唱えます。そして、クライマックスは、天井のお飾りを奪い合います。それを自分の家に飾ると火災除けになります。

 今年も、地域の方に火伏念仏を詳しく教えていただきながら、念仏のリズム打ちを体験させていただきました。