学校の様子

6年生茶道を学ぶ

白糸小学校の6年生は、毎年学区にお住いのお茶の先生のお宅へうかがい、茶道を学びます。

まずは、碾茶(てんちゃ)を石うすでひいて抹茶を作ります。それを茶碗に入れてお湯を注いで、茶筅(ちゃせん)で泡立てます。本来なら客人のために茶を点てるのですが、今日は感染症予防のために、自分で点てたお茶は自分で飲むことにしました。

 

次は、先生に茶室に招かれ、一人一人点ててくださったお茶をいただきます。

その前に、草履の履き方やつくばいでの清め方、にじり口からの入り方など作法を教えていただきました。

そして、裏千家のお辞儀の仕方「真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)」を実践しました。 

 

茶室では、先生手作りの干菓子をいただき、茶をいただきました。菓子の甘さと、茶のほろ苦さのコントラストがとても際立っていたと感じたようです。月とウサギの干菓子に子供たちは感動していました、

 

 大広間では、生菓子をいただきました。大皿に乗ったお菓子を端から順番に箸で取っていくのがいつもですが、コロナ対策として、今回は銘々皿にのせて配ってくださいました。この手作りの生菓子がおいしくて子供たちの心は奪われてしまったようです。和菓子に惹かれ茶道へ進む子も現れそうです。

先生が営業する茶房「知足」では、抹茶のほかおいしいコーヒーや本格的な中国茶もいただけます。

いくつになっても夢を追い続ける先生のすてきな生き方は、キャリア教育の学習になります。

今日は、日本文化の勉強をさせていただきました。