所在地等

住 所  〒418-0001 静岡県富士宮市万野原新田4115番地の1
電 話  0544(22)0025
FAX  0544(22)0560
MAIL   jh-of002@fujinomiya-shizuoka.ed.jp

学校概要

 本校は、市街地中心部にある富士宮市立富士宮第二中学校の大規模校解消策として新設され、平成7年4月に開校した。本地域は、明治時代初期、「士族授産」の方針に基づき、旧幕臣の入植から当時の開墾が進んだ。入植者たちは、困難な生活の中にも、子弟の教育に対する重要性を認識し、教育機関としての「五松舎」をつくった。地元に学校を設置したいとの願いは、昭和45年に大富士小学校の開校で結実した。開校に至るまでの地元の人々の協力は、並々ならぬものがあった。子弟の教育に対する熱い思いは、脈々と受け継がれ、平成7年の大富士中学校開校となった。(位置)
 富士山南西麓に位置し、富士宮市街地の北側に接する、標高300m~200mの北東から南西にかけての傾斜地にある。学校の西側を国道139号線富士宮バイパス、東側を富士山登山道がそれぞれ南北に走り、西端は、朝霧富士宮線(旧国道139号線)東端は弓沢川である。

 

 (環境)

 近くを富士宮バイパスが通るが、まだ自然も残っており閑静な環境にある。また、住宅の増加や大型店舗の進出が著しく活気ある地域でもある。地面表土の地質は火山灰で、その下には溶岩や『富士まさ』と呼ばれる砂礫層に覆われている。表土の火山灰は透水性がきわめて高く、保水力はほとんどない。そのため、先人達は水を得るのに苦労した。よってこの地域においては水田はなく、畑で作物を栽培してきた。大雨のときには、市街地が鉄砲水などの水害に見舞われたことがあるため、本学区地域に、一番堀、二番堀、三番堀と命名されている堀をつくって水害を防いできた。富士山の噴火による溶岩流が形成した風穴も多い。