本校は、市街地中心部にある富士宮市立富士宮第二中学校の大規模校解消策として新設され、平成7年4月に開校した。本地域は、明治時代初期、「士族授産」の方針に基づき、旧幕臣の入植から当時の開墾が進んだ。入植者たちは、困難な生活の中にも、子弟の教育に対する重要性を認識し、教育機関としての「五松舎」をつくった。地元に学校を設置したいとの願いは、昭和45年に大富士小学校の開校で結実した。開校に至るまでの地元の人々の協力は、並々ならぬものがあった。子弟の教育に対する熱い思いは、脈々と受け継がれ、平成7年の大富士中学校開校となった。

 

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 5月18日~20日まで各学年で宿泊行事を行いました。1年生は大富士中学校を拠点として五翔セミナー、2年生は西湖の紅葉台キャンプ場で林間学校、3年生は京都・奈良方面に修学旅行に行ってきました。どの学年も仲間と協力し、絆を深めながら活動をすることができ、大きく成長することができました。  
 令和5年度第29回入学式が行われました。入学式では、緊張した様子で制服に身を包んだ、初々しい姿の新入生が、保護者の皆様、教職員に見守られ、堂々と入場することができました。担任からの呼名に対して、どの生徒もしっかりと返事をする姿に頼もしさを感じました。
 富士宮市内の中体連の結果を総合して第1位に輝いた中学校に送られるロータリークラブ杯授与式がテレビ放送にて行われました。大富士中学校は、バレーボール部、男女卓球部、剣道部の優勝をはじめ、他の部でも優秀な成績を収めたことがロータリークラブ杯の受賞につながりました。この受賞は3年生の活躍はもちろんですが、1・2年生の力も大いに影響しています。来年度も引き続き受賞できるようにみなさんでがんばっていきましょう。
 教育の日として1・2年生による「五翔学習(総合的な学習の時間)発表会」を行いました。3年生はアドバイザーとしてリモートで参加しました。保護者については、各家庭1名として子供の五翔学習発表会を参観していただく機会を設けました。各自の発表の後には、各学年の代表者による発表が全校生徒の前で行われ、来年度以降各自が五翔学習に取り組む際の見通しを持つための参考になりました。その中で2年生の発表は28日(土)に行われる富士山学習発表会Ⅱでの大富士中の代表となります。
 2年生が中心となって最初の生徒会行事である「後期生徒総会」がクロームブックのミート機能を使ってオンラインで行われました。第1号議案では、新旧の委員長、副委員長が前期の活動報告と後期の活動方針をしっかりと伝えることができました。第2号議案ではスローガンについて、3つの候補をあげ、みんなで意見を言い合いながら、その場で多数決を取りました。結果「インフィニティー」となり、このスローガンのもと新しい生徒会活動がスタートしていきます。 さらに、第3号議案のいこい・多目的広場の開放では、自分たちでルールを決め、自分たちで守っていくてことで、承認された提案についての報告があり、全校生徒による自治活動が見られました。
 教育後援会が主催となり、「芸術鑑賞教室」が開かれました。今年度は「TJPPAL」による打楽器アンサンブルの演奏でした。マリンバ等の打楽器にパフォーマンスを取り入れて演奏し、聴いている人たちを楽しませてくれました。演奏された曲の中には、「赤とんぼ」や「ディズニーのメドレー」などよく耳にする曲がたくさんありました。
 スローガン「Shining ~響かせろ努力の証~」のもと、五翔祭文化の部が開催されました。今年度はクラス合唱を中心とした内容で、当該学年の保護者1名が参観できる形式で行われました。新型コロナウイルスの感染予防をふまえて練習時間も制限された中でしたが、どのクラスも気持ちのこもった歌声を響かせることができました。特に3年生は周りを感動させる素晴らしい合唱となりました。そして、最後にみんなを楽しませてくれる吹奏楽の演奏で盛り上がりました。
 雨天のため延期となった五翔祭体育の部が、9月25日(日)に実施されました。生徒は、全校練習、学年練習の時間に加え、昼休みや放課後の時間を使って一生懸命に練習を積み重ねてきました。その成果が、ラジオ体操から応援団を中心とした全校応援、各学年ごとの対抗戦となった学級対抗リレーや工夫された学年種目まで、どの演技も素晴らしいものとなりました。
2学期が始まり、始業式では3人の学年代表が「2学期の抱負」を語りました。それぞれの抱負を簡単に紹介します。  2学期は1学期にできた何事にも挑戦することは維持しつつ1学期の反省点を改善し、地道に努力していくことを目標とし、何事にも全力で取り組んでいきたいです。そして、2学期は五翔祭体育の部という学校全体での大きな行事があるので、学級委員としてみんなをまとめていけるように努力していきたいです。【1年2組 望月 咲希】  五翔祭が終われば、前期と後期が入れ替わります。節目となる五翔祭を成功させるためにしっかりと準備を進めていきたいです。また、1学期の後半からは、3年生の先輩が部活を引退して、僕たち2年生が中心となって部活を行っています。これからは、先輩たちが受験を控える大切な時期になるので、受験に集中できるようにしたいです。【2年2組 鈴木 進悟】  私の1つ目の目標は助け合うことです。もちろん目標はそれぞれ違いますが、クラス内での絆を深め、みんなが各々の目標に向かって、一意専心できたらいいなと思います。2つ目の目標は新しいことにチャレンジすることです。1から始めたり、苦手なものに挑戦した...
 3年生にとって最後の大会が6月末から始まります。そんな3年生を激励するための部活動壮行会が行われました。それぞれの部活動の1・2年生からメッセージが送られ、3年生からは意気込みが伝えられました。さらに、応援団からのエールもあり、全校生徒が集まっての行事ではありませんでしたが、みんなの気持ちが1つにつながった素晴らしい壮行会となりました。