蜂が多くなっています!注意して下さい
井之頭中学校養護教諭です。
最近、学校で蜂がよく出現します。
本日は蜂に刺されたときの応急手当について情報提供を行いたいと思います。
①全身の状態確認
吐き気、呼吸、意識、めまい、蕁麻疹の有無などがないかを確認します。以前蜂に刺されている場合にはアナフィラキシーショック(強いアレルギー反応)を起こす危険性があるため、すぐに病院を受診しましょう。
②毒針と毒を抜く
針が残っている場合にはピンセットで針を抜きます。(針が残るのはミツバチです。スズメバチは残りません。)その後ポイズンリムーバーで毒を抜き出します。ポイズンリムーバーがない場合には、刺された箇所付近をつまんで毒を絞り出しましょう。
③流水で洗う
蜂の毒はタンパク質でできており、水に溶けやすいので、大量の水で洗い流しましょう。
④虫刺され薬を塗る
蜂に刺されたときには、炎症を抑える抗ヒスタミン軟膏を塗りましょう。
※体調が優れない等の心配があるときには病院を受診して下さい。
蜂の駆除を進めることはもちろんですが、万が一刺されてしまった時の適切な対処によって、その後の痛みや容体の悪化を防ぐことができます。
刺されないための予防と刺されてしまった後の適切な処置方法の両方をしっかりと身につけられると良いですね。